滋賀県のセックス・恋愛

出身県でわかる恋愛セックス傾向

おしゃれな滋賀県民は仕事ができない人を信頼しない！？

日本でいちばん大きな湖・琵琶湖で有名な滋賀県。ここにもその昔「都」が置かれたことがあります。ほんの短いあいだのことですが、いまも県庁がある大津です。

“１０００年の都”京都のすぐ隣ということもあって、ともするとその陰に隠れてしまいがちなのですが、滋賀県は日本の歴史の中で重要な役割を果たしてきました。

「安土桃山時代」という名前に覚えがあるでしょうか。戦国時代の終わりごろから江戸時代は始まるまでのわずか３０年ほどのあいだに、日本は大きく変わりました。琵琶湖の東側にある安土というところに織田信長が築いた城は、日本で初めて天守閣を備えていました。それ以降作られた城はほとんど天守閣を持っていますが、その第１号は滋賀県なのです。

天守閣を作った理由は、「派手で目立つ」でした。見た人が、「あんな立派な城に住んでいるのだろう？」と思うような城をこさえた信長の狙いは、「日本でいちばん偉いのは私だ！」と主張したかったからです。

そのことが影響しているかどうかはわかりませんが、滋賀県の人は、地味そうに見えても、「目立つことが大事」ということをよくわかっており、実はとてもおしゃれです。ただその一方で、隣が京都なので、「京都以上に目立ってはまずい」という遠慮も知っています。

その複雑な立ち位置が、いまの滋賀県人にもそのまま伝わっているようです。恋人どうしとして付き合うと、そうした部分がちょくちょく顔を出すかもしれません。

メイクは派手目なのに行動はおとなしい、ファッションはそれほど先を行っているわけではないけど最先端のスポットに行くのが大好き──そんなアンバランスな面に、ほかの県の人は振り回されることもありそうです。

でも、心根は「都人（みやこびと）」に近いので、おっとり、のんびりとしたところがあります。ガツガツした言動には拒否反応すら示すでしょう。それでいて、仕事のできない人はけっして信頼しません。